思わず微笑む、デザートとジャムはいかが。
ロマーノのデザートには、一切の小細工はありません。素材そのものをシンプルに召し上がっていただくのが、ロマーノのデザートです。
たとえばジャムは果物と砂糖のみ。それをことこと時間をかけて火にかけます。ゼリーは抽出直後のアイスコーヒーをゼリーに仕立てます。これはコーヒー屋でなければできない技。ジェラート・コン・カフェは、濃厚なアイスクリームと抽出したてのエスプレッソの絶妙なハーモニーを作ります。
ロマーノはひとつひとつの小さなこだわりを積みかさね、思わずお客様が「おいしい」と笑顔をこぼす、そんなコーヒー、ケーキ、デザートをお出しします。あたりまえのようですが、それを守りつづけるのがロマーノスタイルです。
♣ カフェ・ロマーノのメニューをどうぞ。
◎カフェ・ロマーノ、19周年。(トップ)
◎最後の一滴までおいしい、コーヒーと紅茶。
◎ロマーノ特製、焼きたてのケーキをどうぞ。
信山丸もびっくり、あんずのコンフィチュール。
コンフィチュール(confiture)とはフランス語でジャムのこと。ロマーノで使用するあんずは《信山丸》(しんざんまる)という稀少品種。いまでは生産する農家も少なくなっています。
信山丸は甘酸っぱい香りと歯ごたえが特徴。火にかけると他のあんずに比べて杏仁の香りも高く、実もしっかりしてるのでコンフィチュールには最適。
ロマーノのあんずは平松農場から届きます。先祖代々小布施の地で果樹園を営み、十三代目園主平松幸明さんの自信作。あんずは、βカロチンがトマトの3倍、食物繊維も豊富で胃腸の働きをたすけ、整腸作用があります。ビタミンAは疲労回復にも効果あり。
ロマーノでは、このあんずをコトコト弱火で煮込んでコンフィチュールに仕上げ、そのまま瓶に詰めます。あわせるのはグラニュー糖のみ。添加物は一切入っていないので、冷蔵庫で保管。あけたら早めにお召し上がりください。フルーツをそのまま瓶詰めにした感覚なので、プレーンヨーグルトと一緒に食べると絶品。
ロマーノのメニューでは、ヨーグルト風味のレアチーズをグラスに固め、そこにあんずのコンフィチュール、ごろごろとした果肉と一緒に召し上がっていただく『グラスレアチーズ』をご用意しています。
作る手間ひまも流行もあり、この信山丸もいまや幻のあんず。ロマーノの絶品のあんずのコンフィチュールはこの信山丸あればこそ。
ロマーノのこだわり。ジャムといってもあんずの実を残し、食感を楽しみ、あんず独特の酸味を味わい、杏仁の香りをたっぷり堪能して頂きたい。きっと口のなかいっぱいに信州がひろがります。
けしてパンにはつけないでください。ぜひバニラアイスかプレーンヨーグルトでお召し上がりください。きっと幻のあんずが微笑みかけてくれます。
ラテンの香り漂うドルチェ、ジェラート・コン・カフェ。
ジェラート・コン・カフェは、バニラアイスクリームに抽出したてのあつあつのエスプレッソコーヒーをかけ、溶かしながら食べる、イタリア独自のドルチェ(デザート)です。決め手はやはりエスプレッソのうまさ。エスプレッソがおいしくなければただのコーヒーアイス。
冷たいアイスクリームに熱いコーヒーをかける文化は日本にはなく、コンビニやファミレスではなかなか出すことができないデザート。エスプレッソマシーンがあり、コーヒーの豆にもこだわりをもつカフェでしか味わうことができません。
イタリアでは手作りのバニラアイスクリームに最高のエスプレッソをかけて食べます。似て異なるものに、アッフォガートがあります。これはエスプレッソの入った大きめのカップにアイスクリームを浮かべるもの。アッフォガートはイタリア語で「おぼれる」という意味。
ロマーノではその逆。少し大きめのアイスクリームの上からエスプレッソをかけながら食べる、ジェラート・コン・カフェでお出しいたします。冷たく甘いアイスクリームと熱くビターなエスプレッソが口のなかで出会います。そっと目を閉じると、ほらそこはローマの街角。オードリー・ヘップバーンもローマの休日で食べたかも。
鎌倉の休日は、カフェ・ロマーノで。
ロマーノ特製、コーヒー屋さんのカフェゼリー。
ロマーノならではのこだわりのカフェゼリーをご紹介。
まずはカフェゼリーの素材のコーヒー。ネルドリップで丁寧に抽出されたコーヒーは、コクのある風味が口いっぱいに広がります。コーヒーの豆はエイジングしたマンデリンを時間をかけ丁寧に焙煎したものを使います。
そしてコーヒーをネルドリップで抽出した直後にゼラチンを加えます。するとコーヒーの風味がそこなわれず、最高のカフェゼリーが仕上がります。もちろん無糖。
ケーキ屋でもデザート屋でもなく、おいしいコーヒーを出すコーヒー屋でしか作れないゼリー。それがロマーノのカフェゼリーです。
ロマーノのカフェゼリーは無糖のため、上にバニラアイスクリームと生クリーム、そしてチョコレートシロップをのせます。コーヒーのコクと苦み、そして風味もそえたハーモニーのできあがり。
ちなみに「コーヒーゼリー」の発祥は、旧軽井沢のショッピング通りにある喫茶店「ミカドコーヒー」の店主が1963年に考案したという説があります。日本で熟成したコーヒー文化を垣間みることができます。。
コーヒー好きのバッハにも、このカフェゼリーを食べさせてやりたかった。
ロマーノへ、ようこそ。
カフェ・ロマーノは古都鎌倉の小町通りにあるお店です。路地のような小さな階段をあがったところに入り口があります。一杯のコーヒーからケーキ、ジャムにいたるまで、そのひとつひとつにこめられた愛情を味わいに、ぜひおこしください。四季折々、最上のおもてなしをいたします。
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町 2-7-35 小町ビル 2F
TEL & FAX 0467-24-7058
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